大学生は資格取得を目指すべき
こんにちは。
今回の記事では、大学生が将来のキャリアビジョンや就職活動を考える準備として一度は気になる資格取得について解説していきます。本記事では就職活動等を目的とした一般的な資格取得を想定しており、一発逆転系で難易度が資格については解説していません。大学生で人生を変えるための資格取得を考える方は、【大学生おすすめ資格5選~人生を逆転する難関資格編~】を参考にしてみてください!
本記事の想定する対象者
・部活動・ゼミ・研究活動・留学等で、他に取り組んでいることがあり、難関資格を受験するための時間は捻出できないが、スキルを習得するために資格を取得したい方
・就職活動のために、スキルを証明するための資格を取得したい方
・何を勉強していいかわからないが、ビズネスマンとして汎用的な資格を取得したい方
大学生の多くは、一度は資格取得を考えたことがあるのではないでしょうか。
大学の生協で資格学校のパンフレットが配られていたり、授業で教授に勧められたり、友達が勉強していたりなど…。一度は興味を持ったことがある方が殆どだと思います。
しかし、大多数の方は、その興味から継続的に学習するまでには至らないと思います。
一時的に興味を持つが実際に何もアクションしなかった、パンフレットや参考書に手を出してみたが続かなかった等…
勉強に本気になれない理由としては、次の2点があげられると思います。
・本当に役に立つかわからない
・資格取得に興味はあるが、何を勉強したらよいかわからない
この記事では、なぜ資格取得が役に立つのか、いったいどんな資格を取得する必要があるのか解説していきます。
資格取得でスキルを習得することの重要性
現代の社会では、価値を生み出す人材が求められている
大学生のうちに必ずしもずっと勉強しないといけないということはないと思います。教養を深めるためにいろんな人に会ったり、友達と楽しい時間を過ごしたり、趣味に没頭したり等… やった方が良いことは必ずあります。この記事で提案したいことは、学生の時間の中に、将来ビジネスや就職活動で役に立つビジネススキルを自発的に身に着ける時間を少しでも作ることです。それは必ずしも資格である必要はないですが、資格取得は誰でも始めやすく、かつスキルも身に付けられて客観的な証明にもなるので、非常に効率が良い手段だと思います。大学の授業で学ぶことは受動的要素が強く、自分にどんなスキルが必要なのかを真剣に考えて行動する学生と、大学の授業以外は勉強しない学生との間にはいつしか大きな差が生まれてしまいます。
会社の目的は、利益を追求することです。そのため社会人は、利益を追求する会社に価値を生み出す能力が求められています。というか、これは絶対的に言えることですが、価値を生み出せない人材は社会では活躍できません。例えば、いくら良い学歴を持っていても(勿論、高学歴は素晴らしいことです。)、「価値を生み出す」という点で力が不足していれば、社会では淘汰されます。
「価値を生み出す」人材になるために、スキル取得が求められるのです。スキルの習得には様々な方法がありますが、資格取得が最も効果的です。
資格取得のメリット
①ビジネスマンとしてのスキルベースが作れる
資格には、法律系・会計系・IT系など様々なものがあります。これらの分野は社会で実際に使われている分野です。何も知らない状態で社会にでて一から学ぶよりも、先にベースを作っておくことで、より機動的に実際のビジネスに入っていくことができ、活躍の場が広がります。
②就職活動で有利になる
最終的にどんな人材を採用したいかは企業によって異なります。しかし、書類選考で複数の学生からエントリーシートを提出されたとき、大きな判断基準の一つとして資格等のスキル習得状況があげられます。高難易度な資格でなくても、やはり資格は企業の目に留まりますし、スキルの証明になることから企業側の立場としても安心感があります。この安心感により、就職を勝ち取るチャンスも大きく広がります。
③周りの学生と差をつけることができる
資格取得は身近なものですが、大学生の多くは、スキル習得のために使う時間は極わずかです。
そのため、スキルを少し身に着けておくだけでも、周りの学生との差をつけることができます。
大学生おすすめ資格5選
ビジネスに必要なスキルは、会計ファイナンス・語学・IT・法律に大きく要素分類されます。専門的な高難易度資格を目指すなら話は別ですが、一般的なビジネススキルを身に着け、就活や社会人生活に生かす目的の場合、これらの要素をバランスよく習得するとよいと思います。これから紹介する資格は、どれか一つでなく、組み合わせて取得することで、ビジネスマンとしての価値が高まります。
日商簿記検定(3~2級)
会計のないビジネスは存在せず、どんな職に就くにも必ず付きまとう分野です。経理職等に就くか否かに関わらず、会計知識を持つことはビジネスマンとして当たり前といえます。当然ながら企業は商売をやっています。ビジネスをする上で、商売を定量的に表現した会計を理解していると、顧客や上司から信頼される人材になれます。
できれば2級まで取得しておきたいところですが、3級だけでも十分に企業会計の基礎知識が身に付きます。ファイナンスに精通した職業に就きたい方は2級以上、ビジネスマンとして最低限の基礎的知識を身につけておきたい方は3級を取得するとよいでしょう。
■3級
難易度:
勉強時間:150時間程度
合格率:30%~40%程度
■2級
難易度:
勉強時間:300時間程度
合格率:20%~25%程度
ファイナンシャルプランナー(3~2級)
年金・保険・資産運用・税金など、お金に関する知識を幅広く習得することができます、
金融リテラシー向上には最適な資格試験です。この資格の勉強を通じて、年金・保険・税金等の制度設計、資産運用による効果や方法など、ビジネスだけでなく自分自身のライフプランニングにも役立ちます。また、就活では金融リテラシーを証明できる資格として有効です。3級自体は合格しやすい試験ですが、金融の入門レベルの知識をしっかり学ぶことができます。就活においてアピールしたいのであれば、2級まで取得しておくのがおすすめです。
■3級
難易度:
勉強時間:80~100時間程度
合格率:学科試験80~90%程度、実技試験80~95%程度
■2級
難易度:
勉強時間:200~300時間程度
合格率:学科試験40~50%程度、実技試験50~60%程度
ITパスポート
現代のビジネスにおいては、ITに関する知識は必須です。便利で有能なITツールが開発されており、それを使いこなす人とそうでない人とでは、生産性に大きな違いがでます。まだまだ日本ではITを毛嫌いする人も多く、いち早くITを使いこなせることで、アドバンテージを作ることができます。ITパスポートはIT基礎知識を証明する入門資格ですが、最低限の知識を習得するには大変良い資格です。ITを中心にスキルを上げたい場合は、ITパスポート取得後、基本情報技術者や応用情報技術者等の上位資格や、プログラミングの学習など、さらにスキルを広げるとよいでしょう。
難易度:
勉強時間:180時間程度
合格率:50%程度
TOEIC 600点以上
英語を使うことができるようになると、キャリアプランが大きく広がります。大手企業であれば海外子会社や海外事業を展開しているケースは殆どですし、顧客が海外であることも十分あり得ます。ビジネスの幅を広げるだけでなく、外国人と触れ合うことで様々な文化を知ることができ、価値観が広がります。TOEIC試験だけでなく、オンライン英会話等、外国人とのコミュニケーションを積極的にとり、英語コミュニケーションに対する苦手意識をなくすことが非常に重要です。ぜひ大学生のうちに語学習得を志してください。
なお、就活においては600点以上あると、一定程度の英語力を客観的に示すことが可能です。しかし、600点といわずできる限り英語力を高めるとよいでしょう。
難易度:
勉強時間:400~500時間程度(※400点程度をスタートと想定した場合)
宅建士
宅建士は、土地・建物等の不動産の売却や購入のための実務を扱う、不動産取引の法律専門資格です。
とくに不動産業会で重宝され、不動産事務所では1/5以上の割合で宅建士を雇う必要があり、需要があります。
不動産はローンの担保となり、宅建士の資格を利用して金融業界で活躍する人も多いです。また、宅建士の試験範囲には、民法等一般的な法律分野も含まれるため、この資格を取得することで、法律知識を客観的に証明することができます。
参考記事:宅建士とは?活かせる仕事、試験制度、合格率や難易度について解説
難易度:
勉強時間:400時間~500時間程度
合格率:15%程度
まとめ
大学生のうちに資格を取得することで、その後の人生に大きな影響を与えます。ご紹介した資格は、それなりに勉強が必要で知名度も高いものばかりですが、けして膨大な時間がかかるものではありません。大学生活を楽しむことが勿論大事ですが、目的なくSNSをやっている時間や、何もせず寝ているだけの休日に、少しだけでも資格取得による自己学習時間を取り入れてみてはいかがでしょうか。


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